gdmの代わりにslimを使ってみました。

先日のArchLinuxの復旧作業で、ディスプレイマネージャとしてGDMではなくSLIMを
使って見ました。

ArchLinuxでは、

pacman -S slim

としてインストールした後、/etc/rc.confのデーモンにslimを追加。
その後、/etc/inittabの設定を少し変更しました。こんな感じです。

## Only one of the following two lines can be uncommented!
# Boot to console
id:3:initdefault:
# Boot to X11
#id:5:initdefault:

rc::sysinit:/etc/rc.sysinit
rs:S1:wait:/etc/rc.single
rm:2345:wait:/etc/rc.multi
rh:06:wait:/etc/rc.shutdown
su:S:wait:/sbin/sulogin -p

# -8 options fixes umlauts problem on login
c1:2345:respawn:/sbin/agetty -8 38400 vc/1 linux
c2:2345:respawn:/sbin/agetty -8 38400 vc/2 linux
c3:2345:respawn:/sbin/agetty -8 38400 vc/3 linux
c4:2345:respawn:/sbin/agetty -8 38400 vc/4 linux
c5:2345:respawn:/sbin/agetty -8 38400 vc/5 linux
c6:2345:respawn:/sbin/agetty -8 38400 vc/6 linux

ca::ctrlaltdel:/sbin/shutdown -t3 -r now

# Example lines for starting a login manager
#x:5:respawn:/usr/bin/xdm -nodaemon
#x:5:respawn:/usr/sbin/gdm -nodaemon
#x:5:respawn:/opt/kde/bin/kdm -nodaemon
#x:5:respawn:/usr/bin/slim >& /dev/null

ArchLinuxのWikiなどでは、

#id:5:initdefault:

の方を有効にして、

#x:5:respawn:/usr/bin/slim >& /dev/null

も有効にすると書いてありましたが、私の環境では、それらを有効にすると
うまく動きませんでした。。。。
ですので、rc.confのデーモンにslimを追記したのみとしました。

使ってみた感じですが、なかなかいい感じです。動作が軽くなったりといった
ことはないみたいですけどね。。（笑

で、GDMからSLIMに切り替えて少し追加の設定が必要だったので、
メモを残しておきます。

GDMを使っていたころは、カーソルのテーマがうまく反映されていたんですが、
SLIMにしてからはデスクトップにカーソルがあっている間、カーソルのテーマが反映されなく
なっていました。

いろいろ調べたところ、
.Xdefaultsにカーソルのテーマを設定しておけばいいということがわかったので、

Xcursor*theme: FlatbedCursors.Orange.Small
Xcursor.size: 16

という感じに設定した後、ログアウトして再度ログインしたところ、問題が
解決しました。