Sabayon Linux 4を試してみた。
Gentooベースのディストリビューション、Sabayonの最新バージョン(Ver.4)を
試してみました。
本家サイトからDVDイメージをダウンロードし、まずはDVDから起動。
DVDからということもあって、起動にはそこそこ時間がかかりましたが、起動した
後は結構快適に使えました。
KDE, GNOME, XFCE4, FluxBox, GNOME+OpenBoxなどなど、
さすがDVDだけあっていろんなデスクトップ環境を試すことができました(笑
ハードウェアの認識に関してもまったく問題ありませんでした。
一通り試した後、開いているパーティションにインストール。(デスクトップ環境はGNOMEを)
これまた何の問題もなくインストール完了しました。
そして再起動してみると、非常に短い時間で起動しました。(多分30秒以内で)
インストール時に日本語を選択しておいたので、日本語の表示・入力もバッチリ。
emacs, blenderなど、お気に入りのパッケージをインストールしてみましたが、
Gentooと同様、emergeでサクサクと完了(コンパイルの時間はかかりましたけどね。。笑)
結論としては、
Sabayon Linux 4、かなりの完成度だと思います。
「Gentoo」という名前に対して思い入れがないのであれば、Sabayonという選択は
ありではないかと思います。
もちろん、Gentooはインストール作業を1つ1つ自分で行うので、インストールが終わった
頃には「このファイルをいじるとここが影響を受ける」といったことをある程度経験的に
把握できる利点があるのですが、そのことが導入の敷居を高くしているのも確かなので。