セーラーのペンクリニックに行ってきました。


先日 5月24日、岡崎の文具店「竹内文具店」さんでセーラーのペンクリニック
開催されていましたので、さっそくいって参りました!!


今回のペンドクターは川口さんでした。


あらかじめ15時30分に予約をしてあったので、少し早めに到着するように
出発。お店に到着したのは15時を少しすぎたくらいでした。
いやはや、感無量というか、何というか。
先月中旬にペンクリニックにいくぞ!と決めてから指折り数えて待っていたので(笑)


お店の入り口を入ってすぐのところにペンクリニックの受付があったので、
そこで受付けを済ませて、椅子にすわりました。


私の前には1人のお客さんがペンクリニックを受けている最中でした。
そこでしばらく観察することに。
(しばらくといってもそれほど時間はかかりませんでした)


あっという間に自分の番がやってきました。
ペンはあらかじめお弟子さん(?)に症状を説明して渡してありました。


まず、最初はの中屋万年筆の中字から診ていただきました。
このペンは書き出しにインクが出ないことがあったり、書いているうちに
インクが出すぎるような傾向があったので、そのあたりを診ていただきました。
ペン先を磨いて、切り割を指で調整していただいた後、「書いてみて」と
手渡されました。


もうすらすらです。
ペン先が紙をこするような音がまったくしなくなってましたし、
インクが安定して出てくれるようになっています。


さて、2本めはペリカンのスーベレーンシルバートリムM805のEFでした。
このペンはかなり書きやすい状態ではあったのですが、すこしカリカリした感じ
があったので調整していただきました。


調整は1本目の時と同じような感じ(に見えました)で終わり、「書いてみて」
と渡されたペンで「今日はいい天気ですね。」と書いてみると。。。
まったくカリカリしません!!もうスベスベでした。(笑)


ペンクリニックに行くまでに、いろいろなサイトで「すごい!!」という
記事はたくさん読んでいたのですが、まさに「すごい!!!」の一言でした。


以下は、今回のペンクリニックで他の方の調整をされながら川口ドクターが
おっしゃられた言葉で、勉強になったのでメモしておきます。

・インクフローを絞ることは可能だけど、それをやってしまうと書き味が悪くなってしまうよ。
 書き味が悪くなったペンは必ず使わなくなりますからね。あまりおすすめしないです。


・インクフローというのは、ペン先についているペンポイントに応じて必要な量があるんです。
 必要なインクフローがあるからこそ、なめらかな書き味が生まれるわけです。



いやはや、とても充実した1日でした。