PowerBook G4をGentooでサーバに

ようやく帰宅しました。
今日は仕事以外にも用事がたくさんあってこんな時間に。。

会社の昼休みにネットで自宅サーバの構築についていろいろ
見ていたら、外部公開するしないは別としてファイルサーバ
とか、Webサーバ(覚書を書きためるWikiとか用)が欲しく
なってしまいました。
(Blenderで遊びたいのはやまやまなのですが、未体験なことは妙にワクワクしてしまいます)

ということで、現在 Gentooのサイトから

Gentoo 2006.1 Universal install CD ppc(32bit)

をダウンロード中。

前回のようにずらずらと書くのはやめにして少しづつまとめながら
書いていこうと思います。

つづく。。
私が選んだのは、
FedoraCore
Ubuntu
Xubuntu
SUSE
Gentoo
・Arch
Slackware
・Zenwalk
といった感じです。

それぞれのインストールディスクisoイメージをダウンロードしてきて
CDに焼き、インストールしてみました。

おっと、忘れていました。
私のマシンの環境は、

(1) PowerMac G5 2.5GHz Dual memory 2G
(2) ThinkPad X60s CoreDuo 1.5GHz

です。

PowerMac G5のほうは、3DツールBlender用に使っていました。
(年末に売り払ってしまいました。。ThinkPadのメモリを増設するために。。)

ThinPad X60sのほうは、プログラミングとか色々用です。

PowerMac G5にインストール
・FedraCore
SUSE
Ubuntu
Xubuntu
Gentoo
をインストールしてみました。

[Fedra / SUSE]
FedraCoreはSUSEは結局起動しませんでした。
Linuxインストール経験ゼロということもあって、何がなんだか
わからずといった感じでした。今おもえば、Yabootの設定が
うまくいっていなかっただけなのかもしれません。
[Ubuntu / Xubuntu]
UbuntuXubuntuのインストールは「え?これで終わり?」
というほどに簡単でした。
マシンスペックも十分だったので、快適に動きました。
XFCEということもあって、Xubuntuのほうが軽いきがしましたが、
どちらもいい感じです。

[Gentoo]
さて。。問題はGentooでした。
Fedra, SUSE, Ubuntu, Xubuntuなどに比べて、日本語のドキュメント
が豊富だと思って安心していたのですが、甘くありませんでした。
Gentooの日本語サイトのGentoo HandBookを参考にして
ディスクのパーティションカーネルのビルドなど一通り済ませて
再起動。。起動せず。。

原因は、
(1) カーネルパニック
  起動時にドライブの認識に失敗してカーネルパニック。。
  インストールCDでブートしてlspciコマンドで調べたところ、ハードディスク(SATA)の
  ドライバがカーネルの設定で有効になっていませんでした。

(2) /bootのチェックでext2じゃないとエラーになる。
  PowerPC版はx86版と違って/bootがrootパーティション上に作られるようです。
  (rootはext3)
  fstabの/bootの行をコメントアウトしたらOKでした。
  Gentoo HandBookにそのあたりが書かれていなかったので少しハマりました。

どうにか起動するようになったあとは、快適そのものです。
アプリケーションを全てビルドする必要があるのは面倒ですが、
マシンスペック的にも、回線スペック的にも問題なしでした。
マシンスペック、回線速度が十分でない方は、導入は難しいかもしれません。
日本語フォントもいろいろ用意されているので、簡単にインストールできました。
( emerge コマンドって本当に便利ですね)