ArchLinux変革の時

先ほど、ArchLinuxのメーリングリストへArchLinuxの創立者、Judd Vinet氏から衝撃的なアナウンスがありました。

「私はArchLinuxのリーダーを辞退する予定だ。」と。。

また、後任としては、経験やコミュニティーへの貢献度などからAaron Griffin氏を希望していることも書かれていました。(すでにAaron氏とプライベートな話合いは終わっている模様です)

辞任の理由としては、

・最近、ArchLinuxのリーダ役として十分な時間をさくことができなくなってきていた。
 (そういえばJudd Vinet氏はもともと学校関連の仕事をしたいと過去に語っていたことがありました)
・2001年にArchLinuxがスタートした当時のゴール(Judd Vinet氏のゴール)は達成されたと感じた。
・新しいリーダによって、さらに拡張されたゴールへ向かって進んでいってほしい。

のようです。

リーダー役は辞退されるものの、今後もArchLinuxのチアリーダー的な存在として在籍されるとのこと。
氏の発表に対する、フォーラムメンバーからの感謝とねぎらいのコメントの数がこれまで氏が成し遂げた功績の多さを物語っているように思えました。

ArchLinuxは非常によいディストリビューションだと思います。おそらくこれからもそうであってくれることと期待してます。

「ArchLinuxはディストリビューション探しをやめさせてくれたLinuxだ」とあるメンバーがコメントしていますが、私もその通りだと思います。私もディストリビューション観察は続けていますが今のところArchLinux以外に移るつもりはありません。

いやはや、今日は大ニュースにびっくりでした。

新生ArchLinux、期待してますよ〜!